ちょっとお勉強〜

□自己申告正直にしてますか?□ 2003/01/30(木)発行


  自己申告?
   
ネットを徘徊していると、時々「管理者が指定された場所からのアクセスは禁止します。」
とか、「閲覧許可がありません。」とか言われて、見られないページに出くわしますね。
多分Referer(直前に何処のページを見ていたのかと言うブラウザーに残っている情報)
を参照して許可、非許可の判断をしていると思われますが。。。
でも、考えてみてください直前に何処を見ていたかと言う情報は 貴方のパソコンの
ブラウザーに残っているんですよね。それならその情報を書き換えられれば良いんじゃない?

実際その通りなんですよ。「どこから来ました?」って聞かれた場合何でもかんでも
正直に答える必要はないでしょうし。書き換え方法は後回しにしますが他にも自己申告の
情報としてどんなブラウザーを使っているか(HTTP_USER_AGENT)という情報
クッキーの有効期間、クッキーのもつ情報等 こちらが自己申告する項目は結構多くあります

まあクッキー以外はプライバシー云々と言うほどでは有りませんが。。
(クッキーについては別のページに書きますね..気が向いた時にですが..)
只一絶対嘘のつけない情報が有ります。それは貴方がどこからアクセスしているか、と言う
情報です。??プロキシサーバーを経由しますか?いわゆる匿名の...??
待ってください、確かに貴方の見たいページにはプロキシサーバーのアドレスでアクセス
出来るかもしれませんが、その プロキシサーバーにアクセスするのには、そもそも
貴方の本当のアドレスを伝えなければなりませんよね? DeleGateという種類の
プロキシを使った多重串と呼ばれる方法を使ったとしても 最初は必ず貴方のアドレス
(生IP(笑)を伝えなければなりません。
なぜなら、最終的に相手が貴方のアドレスに向けてホームページ等の情報を送信してして
初めて貴方のブラウザーに接続先の画面が表示されるわけですからね。

長々書きましたが何を言いたいのかというと、HTTP_REFERER やHTTP_USER_AGENT
それとクッキー等を普通に使って特定の人物を排除しようとしても無駄
ですって事です。



[戻る]